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はじめて売却をされる方へ-2

売却価格はいくらにすればいいの?

もし、あなたが仲介または買取どちらかで不動産の売却を進めると、きっとこう思うでしょう。

いくらの金額で売ればいいのか?

その基準についてお話しすると共に、どうすれば失敗を回避することが出来るのか。
このことについてもお話しします。

不動産の価格はどう決まる?

不動産の価格は、相場が基本となります。
次に建物や周辺環境、景気などの様々な要因から価格が成り立っています。

なので、自分が購入した価格が基準になるわけではありません。
中古物件には定価もありません。

つまり、不動産は決められた価格があるのでなく、
買いたい人と売りたい人のバランスにより価格が出来ているわけなのです。

マンションと一戸建てでは条件がことなりますが、基本的な考えは同じです。

売りやすい物件、売りにくい物件

国の基準はあてにならない!?

不動産価格は買いたい人と、売りたい人の関係から成り立っていますが、国や自治体が発表する公的な土地価格
(路線価・公示地価・基準地価 (都道府県基準地価格)・固定資産税評価額)も一つの基準になります。

しかし、実際の取引ではあまりその価格に沿ったものにはなりません。
それはいったいなぜでしょう?

それは、公的な価格にはロケーションや日当たりなどの環境要素や建物そのものの外観、内装、
修復歴など価格に影響を与える大きな部分が入っていないからです。

では、どうやって価格を割り出せばいいのか?

一番簡単な方法は、周辺での同程度の販売事例が参考になります。
また、おおよその相場はネットでも掴めます。

ネットの簡易査定は対面せずに気軽におおよその金額がわかります。
使い手にとっては敷居が高くないのが好評のようです。
実はこのサービスは独自のデータベースを構築しなければ出来きないため、
その会社が地域の成約情報を掴んでいるかがわかります。

弊社が提供している『クイック査定』でもおおよその金額をインターネットで把握することができます。
お気軽にお試しください。
また、買い手の立場から近い条件の売り出し価格を検索してみるのもよいでしょう。

売り出し価格を決める前に・・・

おおよその相場がわかり、最終的に売出し価格を決めて不動産会社に依頼するわけですが、
その前に不動産会社が提供する『査定』について知ってほしいことが2つあります。
査定価格の性質を知らなければ参考にならない場合があります・・・

この2つの査定は全く内容が異なるため、目的に応じて使い分けるのがポイントです。
当然、現地を見るのと見ないのでは、査定の精度が変わることを知っておきましょう。

こういった要因も査定額が変わるポイントです。
また、査定額が変わる一つの要因に不動産会社の方針や性格も関係があります。
楽観的と悲観的(慎重派)の2つの性格です。

楽観的・・・高めの査定には希望的観測が含まれている。
悲観的(慎重派)・・・低めに査定する人は堅実なタイプ。

この話をすると驚かれる方もいますが、会社の方針や性格によって査定額が変わるのは当然なのです。

なので、査定額に一喜一憂してもあまり意味がありません。
あくまでも参考価格として認識してください。

そして、気をつけたいのが・・・

「高値売却!」
「どこよりも高額売却!」

などを声高々に謳う会社には注意が必要です。
先程も話したように、高い査定価格ならいくらでも高く出すことが出来ます。
もちろん、その金額で売れる保証はどこにもありません。

インターネットで沢山の会社に一斉に査定依頼するサービスもありますが、高いからいいのは間違いです。

高くていいのは、買取の場合に限ります。

複数の業者に査定依頼する場合でも、一番高い査定だという理由で依頼するのは止めましょう。

そのような業者に依頼した結果、大幅に適正価格を下回る価格で売却することになったという人が後を立ちません・・・

売れなければ金額を下げて再度売り出しを掛けることになり、時間だけ刻々と過ぎてしまいます。
その過ぎた時間にも管理費は掛かってきます。

「査定額は会社によって変わる、高値を謳う業者も注意することも理解した・・・
では、いったいどこの査定を参考にすればいいの・・・?」

そう思われるかもしれません。

大事なのは、依頼した会社が出す査定は信頼できるか、3ヶ月以内に売却できる根拠はあるのか?
この部分が最も大事なのです。

結局のところ、不動産売却は最終的に売れなければ完結しません。
査定は売却するまでの一つの参考情報に過ぎないことを知りましょう。

スムーズに売却を成功させることができる会社とは?
信頼できる会社を見極める業者選びのポイントとは?

何処をどう見ればいいのか、核心の部分に迫りたいと思います。

不動産のプロである私が・・・
「もし自分の不動産を売却するなら、どんな業者に依頼するのか?」
その立場から押さえるべきポイントをあなたにお話しします。

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