不動産を所有していると固定資産税がかかります。土地や家屋を所有している人は、固定資産の所在する市町村に毎年税金を納めなければなりません。所有している家屋が誰も住んでいない空き家だったとしても、固定資産は支払わなければなりません。
固定資産税の他にも維持費等のお金も掛かってしまいます。活用していない空き家をいつまでも放置しておいても良いことは全くありません。所持している場合はきちんと対策をとる事が大切です。
親から相続した場合は、子が住んでしまうのが理想的です。しかし、親の持ち家から遠い場所ですでに新居を構えてしまっている等、居住地を移すのが難しいというケースも多いことでしょう。その場合は空き家を賃貸として活用するのも一つの手です。固定資産税は発生しますが、入居者からの賃料を税金の支払いに充てることができます。
家屋の所有者が親や親せきの場合は、その家屋が空き家となってしまう前にあらかじめ相続する人を決めておいたり、相続後の活用方法について話し合っておくと良いでしょう。不動産業者など専門家も交えると話し合いもスムーズにいきます。