最近は家を売りたいお客様からホームインスペクターに見てもらいたいと言われることがあります。アメリカでは既に取引全体の7割以上が行っていて当たり前のようになっていますが第三者的な立場の建築士などの専門家が住宅診断を行います。
住宅診断のことをホームインスペクションといい住宅診断士の事をホームインスペクターとよばれて います。2009年より資格試験を行っており一定の知識がある人を公認しています。住宅の劣化状態や改修すべき箇所や時期等をアドバイスします。
屋根や床下、室内、外壁等を目視で判断します。場合によっては機材を使い詳細に診断することもあり依頼者の希望によっては耐震診断もします。診断後、数日後には細かく診断した内容が記載された報告書が送られてきます。
中立な第三者的な立場のいわばおすみつきがつくので買い主にとっては信用情報の一つになります。売り主にとっても家の状態がわかりリフォームしてから売る方が高くなるのかこのまま売るのかを考えるいい指針になります。
マンションと一戸建てとはそれぞれチェックする部分が異なりますが基本的な項目は同じです。一次診断より詳しく調べる二次診断もあります。