テレビの番組などで時々取り上げられている欠陥住宅。ビー玉を転がしたら傾いている方にコロコロと転がっていったりあるはずの柱が無かったり。欠陥住宅が広く知られるようになったのは1995年の阪神淡路大震災がきっかけでした。
それからも様々な地域で震災がおき耐震性の基準等も様変わりしています。情報化社会にもなり欠陥住宅なんて作ったら全国に知られてしまいます。それじゃあ、今時あるの?もうないでしょと思いたいのですが実はまだあるんです。
原因には様々なものがあります。コスト管理が厳しく図面と違う資材を仕入れたり管理者がちゃんと現場を見てない事もあります。もちろん多くの設計士も職人も建設会社もちゃんと仕事をしています。施工主の為にいい家を建てようと日々の努力しているわけですが時に心ない業者がいることも事実です。
ちなみに欠陥住宅とは住宅が最低限備えるべき重要な性能を失っている状態の事をいい雨漏り、基礎が沈んでいる、地震に耐えるすじかいが不足している等のことです。内壁などのクロスのはがれといった補修ですむようなものは欠陥住宅には含まれません。