欠陥住宅の特徴として、これまでにさまざまな物理的損失をお伝えしてきました。
住宅は生活の基盤であり、被害者の落ち度が小さいにもかかわらず、莫大な被害をもたらします。
さらに、物理的な問題だけではなく目に見えないところにも大きく影響するのが欠陥住宅なのです。
そこで今回は物理的でない問題について詳しくお話します。
物理的でない、目に見えないと言われるとすごくわかりにくく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、一体どのような被害があるのでしょうか。
簡潔に述べますと、精神的な被害をこうむるということです。
これは具体的にその損失の大きさをはかることはできませんし、人によって異なるため非常に曖昧なものにはなります。
しかし、多かれ少なかれ被害者は精神的被害を受けることとなるでしょう。
欠陥住宅は計り知れないほどの精神的な打撃と苦痛を与えます。
ひどければ、自身の不運を恨んで人生に絶望し、ノイローゼになってしまうこともありうるのです。
この状態では、本来は家族との絆を深める場所である住宅のせいで、その関係は悪化してしまいます。
欠陥住宅を軽視していてはいけません。
あなたにも起こりうることなのです。