前回に引き続き、欠陥住宅だからこそいえる特徴についてお話しします。
今回は被害者の立ち位置からみた特徴を、わかりやすいように他の商品の具体的な例と比較してみようと思います。
被害者の立ち位置というと少しわかりにくいかもしれませんが、ここでお伝えしたいことは、他の商品に比べて被害者に落ち度か少ないということです。
例えば、人間の生活の3要素である衣食住のうち、衣と 住を比較してみましょう。
あなたは服を購入する機会と住宅を購入する機会どちらの方が多いですか?
おそらく、住宅の方が多いですと答える方は少数派だと思います。いやまずいないと思います。
服を買うことは人生のビッグイベントではありません。気が向いたときに購入できるレベルかと思います。
そのため、経験によりある程度は自分が求めてない商品を避けることができます。
たとえば、服を選ぶ時欠陥商品を避けるために注意すべき点は何でしょう?
いくつかあるのですがほつれていないか、汚れていないか、などをチェックしたいところです。
このことは容易に想像できるのではないでしょうか。
たとえ、1度失敗してほつれたものを購入してしまっても、その経験を生かして次は確認することができるようになります。
しかし、住宅における欠陥って思いつきますか?
思いついたとして、その欠陥をチェックする方法はわかるでしょうか?
経験値がないので、容易に想像がつくものではありません。
せめて、親が購入した際の話を聞く等で情報を収集する程度でしょうか。
衣服に比べて、住宅だとなかなか思い浮かばないうえ、1度失敗してしまうとその住宅と長く付き合っていかなければならないし、そう簡単に買いかえられるものではありませんよね。
不安な点はありませんか?と聞かれても、何が不安なのかすらわからない。ってことあると思うんです。
そこで業者が言ったことが重要となり、被害者の落ち度は小さくなるのです。
経験値豊富な不動産業者であれば、過去のお客様の声を取り入れて、こういった不都合点や不安点があった方がいらっしゃいました。ですので、こういう場合のために前もって処置しましょう。と提案していただけることが何よりだと思います。
一生に一度の高額な買い物となります。
衝動買いはいけませんが、不安になりすぎて慎重すぎるのもいけません。
的確なアドバイスと何のために購入するかを明確にしておくと、営業マンも答えやすいかもしれませんね
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