不動産を早く売りたいと思っているのに売れないと、落ち着いて生活ができないものですので、きちんと原因を突き止めて、対策をとっていくことが大切といえます。
不動産が売れない原因というのは数多く考えられますが、具体的には、価格、物件、不動産会社に原因があります。
まずは価格についてですが、相場よりも値段が高い場合には、売れにくいといえるでしょう。
いくら魅力的な立地や設備が整っているとしても、相場よりも高い金額で出している場合には、同じぐらいのランクで相場の価格で売りに出されている他の物件に目がいってしまうものです。
マンションなどは特に過去の成約事例などから面積に対しての㎡単価が基準となることが多いので、過去の売却価格などがわかればある程度の相場も検討がつきます。
しかし、お部屋の状況(リフォームの程度、水回り設備のグレード、建具のデザイン性機能性)等によって価格も変わりますので、あくまでもマンションとしての相場ととらえてください。
売地の場合については、路線価や接道状況、間口の広さ等で価格面もかわります。
狭小地や囲繞地(いにょうち)などは価格が比較的やすいことが多いです。
戸建てに関しては、建物の状態や建築会社の仕様などにより価格も大きく変わりますので、物件自体が高いか安いかの判断が物件種別の中では難しいといえるでしょう。
しかし、どの物件種別においても、近隣の類似物件の比較が相場観を一般の方が考えられる際は比重が高くなるかと思います。
売主様の想いもあるかもしれませんが、なるべく売れる価格を考慮することが大切です。
次に物件の問題ですが、デザインや設備などが良くて建物自体の魅力に問題はなくても、部屋の中が汚れていたら、買いたいと思ってもらえないものです。
ですから、物件が綺麗でなければ徹底的に掃除をするようにしましょう。
同じ価格や面積であれば、だれしも綺麗な方を選ばれるのは容易にわかるでしょう。
そして、売れない原因の3つ目である不動産会社についてですが、これは不動産会社の営業力の欠如によるものです。
営業不足、物件のアピールを行う際の情報不足や情報誤りなどがあれば、物件の魅力がきちんと伝わりませんから、堅実な対応ができる不動産会社と契約することが大切といえますよ。
依頼した不動産会社や担当者が何をしてくれているのか、しっかり報告をしてもらうようにしましょう。
どうしても売れない場合は、不動産会社と売主様でしっかり納得のいく相談を行い、双方に満足のいくお取引を目指したいものですね。
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