今現在所有されているお家をご売却されたい場合には、どこの不動産会社に相談すれば良いのか、また、一社だけに依頼して良いものか、複数の不動産会社に相談する方が良いのか、今までに不動産のご売却経験が無いとわからないことであると思います。
ご売却方法が”買取”を希望されるのか、”仲介”を希望されるのかにより、査定相談の数は、その意味合いがかわってきます。
【買取希望時】
まずは、売主様が”買取”をご希望される場合ですが、”買取”の場合、不動産会社により買取金額は大きく異なってきます。
なぜならば、買取金額は、再販価格から諸経費やリフォーム代、再販による利益を差し引いて金額を算出しするからです。
業者によって「再販価格の違い」「リフォームかける金額の違い」「利益額の設定の違い」がありますので、結果として買取金額に大きな差が生まれてきます。
そうなりますと、なるべく多くの業者に買取査定をしたほうが、より高値で買い取ってくれる業者が見つかることもありますので、一社だけでなく複数の業者に査定を依頼したほうが良いとなってきます。
場合には、会社によって最低金額は10%ほど上下するのは全く珍しいことではないです。
【仲介希望時】
次に、”仲介”を希望される場合ですが、仲介の場合には買取と違い複数の業者に査定してもらったからといって、高値で売れる業者がみつかるというわけではありません。
なぜならば、950万円で査定を出してきた不動産業者にも、1000万円で査定を出してきた不動産業者にも、1050万円で査定を出してきた不動産業者にも、売主様が望めば1100万円で売り出すことが可能だからです。
であれば、複数の業者に査定依頼をするメリットがないのかといえば、そうとも言い切れません。
なぜなら、複数の業者に査定を依頼することによって売却しようとしている家の平均的な価値を知ることができるので、そういったことをするのはとても効果があるのです。
ただ注意すべき点としまして、高い価格を付けてくれたからと言ってその業者を信頼し過ぎるのも危険です。
土地の中古住宅の相場や土地の相場についても正確なものを出してくれる業者を信用した方が良いといえます。
そうはいっても不動産関係の専門家でなければ色々と調べても分からないこともあります。
ですから、家を売却する場合にはできるだけ多くの不動産会社を廻って、良い担当者を見つけるようにすることが大切になってきます。
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