不動産を購入するときには、個人的な好みで選ぶだけでなく売却するときのことも考えて資産価値も重要視しなければいけません。そのためにも資産価値が落ちにくい街の不動産を探すべきですが、鍵となるのは将来性のある町かどうかです。
人口がどのように推移しているかを確認して、過疎化しつつある地方ではないことを確認しましょう。また開発されて人が増えている町、商業施設や学校・病院など周りの環境が充実している町であれば、将来的にも需要は高いので資産価値は落ちにくくなります。
ただし新興住宅地の場合には、開発されてから二十年、三十年の間は人口が多いのですが、そこで生まれ育った子供が独立して、他の土地で自立し始めたら、親が残されて過疎化する、ということもよくある話なので、その点を良く見極める必要があります。
それから、歴史的背景や有名スポットによる希少性のある町も、好条件です。歴史ある土地だと、先祖代々住んでいる住民も多いので、そう頻繁に物件が売りに出されないところもありますが、それだけに手に入れた後の資産価値は落ちにくくなります。