不動産を相続しても、すでにマイホームを建てていて、相続した不動産に住む必要がなくなっていたり、不動産の所在地が移住地とはかけ離れていたりして、せっかく相続した不動産でも、利用できない状態になってしまうことはよくあることです。
生活スタイルの違いから、リフォームしなければそのままでは住みにくいということもよくあります。
入居しないまま放置していると、家屋は傷みやすくなります。
また、相続した不動産は、近隣の人に迷惑を与えないように、雑草や植木の剪定などの定期的な手入れや管理が必要になります。
居住しないのに固定資産税が発生し続けるというのも悩ましい点です。
このようなことから、この先も居住する可能性がないことがはっきりしていれば、思い切って売却をした方が大きなメリットになります。
不動産を売却すれば、不動産を現金化できる上に、相続税等の納税資金に充てられるという利点があります。
もちろん、固定資産税がかからないことも利点です。
そして、不動産の維持管理が不要になるので、余分な労力をかける必要がなくなります。
不動産の価格は年々下がっていくばかりなので、早めにメリットを享受するのがよいでしょう。
古家を解体する際も、注意が必要です。いちばん注意していただくポイントは、更地にすると固定資産税の軽減が受けられなくなります。土地の評価が高い地域や場所では、建物を取り壊すことによって固定資産税が跳ね上がることも御座います。
また、解体費用も需要と供給のバランスや産廃施設の受け入れ状況によっても費用が掛かってきますので、お見積もりをとってみて、売却の前に資金計画を立てることも必要です。
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