もしも欠陥住宅を買ってしまった場合、その被害は他の欠陥商品を購入した場合に比べて、莫大なものになることは簡単に想像できると思います。
そこで今回は、他の商品と違って被害が大きくなってしまう理由をお伝えします。
多大な被害をこうむることになる理由はいたってシンプル。
住宅という商品は、その購入金額がその言葉通り桁違いだからというただそれだけの理由です。
住宅を購入するというのは、一般的なサラリーマンや勤労市民にとって人生の重大イベントとなります。
価格は最低でも数千万円となるため、購入者の人生を大きく左右することとなるのです。
その金額を一括で支払う人は少なく、ほとんど人はローンを組むことになるでしょう。
住宅ローンは今後数十年間かけてコツコツと返済していくためにはきちんとした返済の計画を立てなければならないので、まさに人生をかけた買い物といえます。
そして、後にも先にもこのくらい莫大な金額を動かすことはまれであると思われるため、住宅の購入は人生最大の買い物であると言ってよいのではないでしょうか。
それゆえに、購入した住宅が欠陥住宅であればその被害は莫大なものとなってしまうのです。