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欠陥住宅~失敗しないために・知名度〜

欠陥住宅を購入しないために、あなたはさまざまな対策を立てようとするでしょう。
気持ちを落ち着かせて冷静に判断しようと思ったときに、有名な建築士であれば安心だと考えるかもしれません。
でも、本当にそうなのでしょうか?

 

コンクールに入賞した有名な建築士であれば、欠陥のない安全な住宅を提供してくれるだろうという考えを否定する方は少ないのではないでしょうか。
しかし実際にそうであるのかどうかというと、絶対に安心できるということはない、という結論にいたります。

 

事実、コンクールに入賞したうえ、著書も出版しているような素晴らしい建築士の設計において、建設確認の際80箇所にもおよぶ訂正がされたこともあるのです。
コンクールと実際に住む建物を建築するのとでは、相違があるといえるのかもしれません。

あくまで、デザインに特化した建築図面を描き、彼らにとっては作品であるのかもしれません。

 

建築士の実力を知るためには知名度で判断するのではなく、その建築士が設計、監理した建物を見せてもらうことが一番です。
少なくとも2~3件はその建築士の作品を見たり、評判を参考にしたりすることが必要となります。
 

 

それに、建築士はあくまで意匠的な部分に赴きが多い場合があります。
一般住宅を建築してきているあまり表に出ない住宅会社の設計士こそ一番の地域に適した建物を設計する可能性もあります。

 

 

建築士は住宅を建てるうえで大変重要なキーマンかもしれませんが、現場で実際に工事を行う大工さんや現場監督、様々な職人さんこそ本当の躯体を支える部分かもしれません。
 

 

ハウスメーカーによっては、間違いない施工を行うために、大工さんや電気業者、基礎やさん、屋根業者等確実に固定して、信頼ある方しか依頼をしないという会社もあります。
 

 

何棟も一緒にやってきたからこそできる連携は素晴らしい住宅を築き上げることは間違いありません。
 
建築作品もモチロン選ぶポイントとしては重要かもしれません。
自分の目できちんと確認したうえで、やはりこの人に依頼したいと確信した人に託すべきでしょう。
決してコンクールの勲章などのみにひきつけられて選ぶことがないようにしてください。
 

 

大切なのは、信頼関係と気持ちです。
住宅建築は、着工から完成まで少なくとも3か月。
打合せから起算すると、半年から1年以上のお付き合いになる場合もあります。
一生のお家を建てるのですから、慎重に選びたいものです。

 

 

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