住宅を購入する際に必ず手にするであろう契約書。
そこにはさまざまなことが書かれています。
一般的には、本文が短い方が建築主にとって有利なことが多いので、本文が長い場合はしっかりと読まなければなりません。
その契約書のなかでも今回は、瑕疵担保責任の期限についてお話します。
そもそも、瑕疵担保責任の期限って一体何なのかわかりますでしょうか?
瑕疵担保責任の期限を簡単に言い換えると、保証期間ということになります。
住宅の品質確保の促進等に関する法律において、構造耐力上主要な部分又は雨水の侵入を防止する部分は瑕疵担保責任が10年となることが定められているのです。
しかし、それ以外の場所においては業者によって異なり、引渡しから1年から2年であると契約書に記載されていることが多くなっています。
保証期間は長い方がいいので、業者を比較して保証期間の年数が違っているのであればその期間が長い業者を選びましょう。
そのことが、業者を選択する際のかしこい選び方といえるのです。
保証期間以外にも、代金の支払時期や引渡時期、引渡が遅れた場合の補償、紛争の解決方法などについてもきちんと注目して、業者を吟味しましょう。