建築基準法によって、住宅などの建物の耐震性能を確保することが定められておりますが、きちんと設計されている住宅であっても、現場施工に置いて手抜き工事などが行われてしまうと、期待される住宅の性能が発揮されず、住居者の安全性が損なわれてしまうこととなります。
欠陥住宅とは、そういった必要な耐震性能が確保されていないものであったり、断熱、防水など住宅に必要とされる性能が満たされていない住宅となり、耐震性能が足りていない場合には、地震において被害が大きくなる住宅となってしまいます。
危険度が増した住宅では、住居者の安全性のみならず、近隣の方にも住宅倒壊による被害を与えてしまう可能性があるので、手抜き工事はあってはならないことです。
しっかりとした工事を行っている工務店やハウスメーカーがほとんどですが、中には悪質な業者などもいることがあるので、信頼できる会社から住宅を購入することが重要となります。
欠陥住宅を購入してしまうことがないよう、購入者サイドもしっかりと知識を身に付けておき、信頼できる相手を見極める力をつけることが大切になります。