不動産売却は時間がかかることが常で、その手順も簡単ではありません。めんどくさいことではあるものの不動産を売却するにはやらなければならないことであり、売却を考えるときは売却が完了するまでの時間も考慮することが大切です。
不動産売却の流れは、仲介を頼む不動産業者に連絡を取ることから始まります。売り出し価格を決めて不動産業者が買い手を探してきたら、内見を済ませます。このとき所有者が立ち会った方が売約成立の可能性が高くなります。交渉がまとまったら、所有権移転登記に必要な書類を準備しておきます。
続いて、現地に行って土地の実測を行います。ここまでで問題が無ければ契約書にサインして売却代金を受領します。用意しておいた所有権移転登記に必要な書類を司法書士に渡し、さらに分割した公租公課の未払い分を支払った後に不動産業者が立ち会いのもと合鍵を全て渡し、最後に仲介を務めた不動産業者に手数料を支払えば売却手続きが完了します。
このように不動産売却には多くの手間が掛かりますが、この手間を一気に短縮する方法を次回紹介します。