中古物件を買う時には、できることなら少しでも安い価格で購入をしたいと考えることがほとんどだと思います。
不動産の広告などには当然売却価格が設定されています。
しかしこれは定価ではなく、最終的な価格を決めるのは、売主次第となることが多いです。
そのため、値引きをしてもらうことも交渉によっては可能となりますよ。
値引きをしてもらうポイントのひとつは、マイナス要素を売主に主張することが挙げられます。
たとえば、日当たりがあまり良くない、北向きの物件であるとか、入り組んだ土地である、坂や階段が多いといった、個性的な土地の家のために、なかなか買い手が付きづらい物件の場合は特に、売主への交渉の余地があるといえるでしょう。
上記の他にも交渉の材料になる点もございます。
例えば、
○屋根の塗装が必要
○雨どいの付替えが必要
○基礎が劣化している
○シロアリ被害がある
○駐車場がとれない
○間口が2mほどしかない
○外壁塗装が必要
○設備(キッチン・お風呂・洗面化粧台等)の劣化による取替が必要
等、マイナス面はある場合は交渉の余地がある場合もあります。
しかし、売却時に価格決定の際すでにその状態も考慮して販売価格を決定していることが多い為、あからさまに指摘して交渉ができるというわけでもございません。
ましてや、売主様も一個人ですので、価格交渉ばかり考えていると売主様も気分を害して売らないという可能性もございますので、ご注意ください。
不動産を安く購入するという点に関しては、めぐりあわせ・タイミングによる場合が多い為、お買い得感ばかりを考えて探すとうまくいかない可能性が多いです。
ご自身が希望するエリアで、納得のできる不動産を購入できることが、一番の幸せかもしれません。
また、物件そのものを割引して価格を抑えること以外にも、不動産の取得や、銀行などの住宅ローンなどの手数料などを削減することで、すべての支払金額を抑えることもできますよ。
ローンは手数料が銀行によって異なるため、1つだけではなく、いくつもの金融機関のローンの手数料を調べてみることをおすすめします。
銀行によっては、保証料が0円になる場合もありますし、土地から購入の新築住宅建築であれば、融資の仕方によっても、登記費用が20万円以上変わる場合もございます。
お客様のご年収やご職業、親族拝啓、取引銀行の状態など加味したうえで、住宅ローンアドバイザーに相談することをお勧めいたします。
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