不動産売買仲介業者と売却に向け打合せを行い、相場価格に近いところで売りに出したとしても、なかなかすぐには売れない場合ももちろんございます。
その際に、考えられる理由は様々です。
・売りに出している不動産の場所で購入を検討している方が少ない
・相場あたりで売りに出してはいるが、リフォーム費用など諸経費がかかるため買主目線で考えると価格が高い
・売りに出している不動産よりも好条件の物件が近くに出ている。
など
購入を検討している方が少ないかどうかは、インターネットの物件ページのアクセス件数を見ることにより調べることができます。アクセス件数が少ない場合には、物件紹介ページの写真を更新するなど工夫が必要となってきます。
まったくお写真がない物件に比べ、外観だけではなく内観のお写真も掲載せれている物件ページの方が当然見られる件数は多くなってまいります。
空家の場合には比較的容易に内観のお写真も準備できますが、売主様居住中の場合には売主様のご協力が必要となってまいります。
お部屋をなるべく綺麗に整理していただき、多くのお写真(特に水回り)のをいただくことが、物件ページの閲覧数を増やすための要件となってくるからです。
創意工夫をすることによりアクセス数が増えてきましたら、次に着眼する点としましては、そこからどれだけお問い合わせ(資料請求・内覧希望など)をいただけるかになってきます。
「見られてはいるけれどもお問い合わせがない」
その場合には、物件の引渡jし条件であったり、価格を変える工夫が必要となってきます。
例えば売地の場合であれば、古家付きの売地を”解体更地渡し”という引渡し条件にかえてみたり、戸建てやマンションの場合、居住中のために契約から決済・お引渡しまで時間がかかる状態から、お引越しをし空家に変え”即入居可”の状態にするなど、様々です。
一旦売り出し価格を下げると、そこから価格を再び上げるということは難しくなってまいります。なるべく価格を下げる前に、とれる手段を多く取り入れるか否かがなるべく高値で売却できるポイントとなってきます。
上記で述べた他にも、中古物件の売却をする場合、希望額で売却できるかどうかはその時の日本の経済状況や近隣の他の物件によっても左右されますが、売主が売却の際に気を付けるべき点を知っているかどうかだけでも変わってきます。
まずは積極的に内見を受ける事です。
まだそこで生活している場合、部屋を毎回片付けたり相手の都合に合わせて時間を作っておく事は容易くないかもしれませんが、中も確認せずに購入を決める方はそういませんので、なるべく予定を空け、少しでも多くの人に見てもらえるようにしましょう。
また、この中古物件に興味を持ち内見など来られた方とコミュニケーションをとる事、これも重要です。
どんなに中身がよくても売主様の印象が悪ければ購買意欲をそそりません。
逆に雰囲気の良い売主様だと判断してもらえれば、多少は高くとも購入してくれる事があります。
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