不動産の売却について、「どういった方法で査定が行われているのか?」ということはオーナー様にとって気になるポイントではないでしょうか?
現時点での売却、将来の売却に関わらず、ご自身の不動産価値を判断する基準を知っておくことは大変重要な項目と言えるでしょう。
まずは中古マンション比較法と呼ばれる観点からの査定法についてご紹介していきます。
「取引事例比較方」と呼ばれることもある査定方法ですが、中古マンションを査定する際には最もよく使用される査定方法だと言えます。
不動産価値が決まる要素としては、交通の利便性や行政的な条件、周辺環境などによって構成されますが、これらの条件が類似している過去の取引物件の価格を基準に比較していく方法が、中古マンション比較法と呼ばれています。
例えば、近隣のマンションのなかでそれらの条件が似ている物件を探し出し、売却物件が優れている点、見劣りする点を加減し、価格を決定していきます。
ですから、近隣の条件が類似するマンションが売却された際には、一度目を通し、ご自身がお持ちの不動産価値を計る目安にしてみてはいかがでしょうか。
次回も引き続き、査定方法についてご紹介していきますので是非参考にしてみてください。