マンションの売却をする時には、売り方が悪いといつまでも買い手がつかずに困ってしまうものです。
そういった状況から抜け出す方法の1つにホームステージングというものがあります。
ホームステージングというのは、空き家状態の物件に家具や小物を配置することで、物件の価値を高める工夫をすることです。
部屋が空っぽの状態ですと、内見の際に部屋の中を隅々までよく見てもらうことができるため良いと考える人もいるでしょうが、この場合には、そこでの魅力的な生活をイメージすることができず、効果が不十分になってしまうことがあるのです。
購入者にとってはイメージというものがとてもの大切になります。
何もないお部屋よりもきれいに家具が配置されている方が住むときの想像がつきやすいのが一番のメリットでしょう。
実際にLDKが18帖といわれて何もない部屋に入ってみてもテレビがどこで、ダイニングテーブルをおいてソファをおいたらどれくらいのスペースが埋まるのか。
かなり内覧を重ねた玄人でなければなかなかイメージが付きにくいかもしれません。
ですから、その部屋の雰囲気に合わせてオシャレな家具や小物を配置して、魅力的な物件であることをアピールしていくわけです。
このホームステージングを行うことで、売れなかったマンションが売れるようになることも期待できますし、希望の金額に近づけるといったことにもなりやすいものです。
ホームステージングを行うことによって、こんな配置、こんな家具があるんだと思うこともあるかもしれません。
マンション購入の際にモデルルームに行った時には、オシャレな家具が置いてあって魅力的に見えることはよくあるものです。
そういったことを売却する際に行うわけです。
ホームステージングを行うといってもすべてそのために家具を買いそろえるとなればとても費用がかかります。
そんなときは、レンタル家具等のお店を探してみましょう。
買主様が家具を気に入れば、そのお店から直接購入することもできるかもしれません。
欧米ではスタンダードになってきているホームステージングですが、
まだまだ日本では普及率が高くありません。
ホームステージングによって、購入意欲が高まり、すぐに成約した。思っていたよりも高く成約した。という事例もあるようです。
何もない閑散としたお家が、家具や小物の配置により夢を持てる理想のお部屋に着飾り販売する。
今後売却を検討するうえでは欠かせない手段の一つになるかもしれません。
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