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注文住宅の間取りの決め方

注文住宅というのは、色々な考えを取り入れることができる自由度の高さが魅力ですが、よく考えて色々なことを決めていかないと、生活を始めてから問題が発生することがありますので、注意しておきたいところです。

考えていくコツとして、家族の要望をまとめることが大切です。
自分一人で生活していくのであれば別ですが、家族で暮らしていくのであれば、家族の要望・意見といったものをきちんと把握して、みんなが住みやすい住まいづくりを目指すと良いでしょう。

なお、間取りを考える際には、生活の動線を考えて動きやすいようにすることが大切ですが、家族に要望・意見を出してもらうと、そういったことを考えやすくなりますので、最適な間取りを決めやすくなります。

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また、家族の意見を取り入れつつも、将来を想像することも大切なこととなってきます。

例えば、多くの場合が洗面所(洗面台)と脱衣所は同じ空間にまとめられますが、果たしてそれでも良いでしょうか?

今は小さなお子様であっても、娘さんが成長したら将来脱衣所に鍵をかけられるようになるかもしれません。

そのような時に、洗面台が脱衣所の中にあると使えなくなってしまい困りますよね?

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また、トイレの中に手洗い場を設置することをお考えの方は、別の発想をしてみてください。

トイレから出てすぐのところに洗面台があれば、トイレ内に手洗い場は不要になりますよね?

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つまりは、上記のような利便性を考えただけで脱衣所・洗面所・トイレを隣接した間取りというアイディアが生まれてきます。

ちなみに、間取り決めを成功させるためには、子供が成長して家を出るときのことまで考慮するとさらに良いですよ。
生活をスタートさせるときのことをイメージするのはもちろん大切ですが、ずっと同じような生活をしていくとは限りません。

例えば、子供部屋に関していえば、最初は10~12帖程の大きな部屋にしておき、廊下からの入口を2箇所、クローゼットも2箇所、窓も双方2箇所ずつなどしておけば、将来お子様が増えた時に部屋を仕切って分割することも可能です。

また、お子様が一人自立されてお家を出られた時には、逆に仕切りを外して大きな一部屋に戻すことも可能でしょう。

”家は3回建てて満足いくものができる”といわれることがありますが、それだけ私たちの生活環境は変化していくものであるといえます。かわりゆく生活環境に対応していける間取りを考えていけば、建て直すことなく満足いくものとなるのではないでしょうか?

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