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道路沿いの家は止めた方が良い?メリットやデメリットを紹介

道路沿いの家は止めた方が良い?メリットやデメリットを紹介

 

道路沿いの家と聞くと、「騒がしそう」とネガティブな印象を持つ方も少なくないでしょう。たしかに注意すべき点はありますが、実際には日当たりが良かったり、交通アクセスに優れていたりと、プラスの面もあるんです。

 

本記事では「道路沿いの家は止めたほうが良いのか」という疑問にお答えするため、考えられるメリット・デメリットをわかりやすく整理しています。さらに、道路沿いに住んだ後に実践できる対策も紹介しているので、入居を検討している方や入居して後悔している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

道路沿いの家は止めた方が良い理由とは?デメリットを紹介

道路沿いの家は止めた方が良い理由とは?
「道路沿いの家は止めたほうが良い」と言われる理由は、何でしょうか。具体的なデメリットを挙げると、以下のとおりです。

 

  • 騒音問題(うるさい)
  • 物が揺れる
  • 家の中が見られる
  • 防犯的な問題
  • 排気ガス問題
  • 駐車場の問題
  • 洗濯物を干しにくい
  • 風水的な問題

 

道路沿いの家は車や歩行者の往来が多いため、静かな環境で暮らしたい方にとっては気になる点が出てくることもあります。ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

騒音問題(うるさい)

道路沿いの家で最も多く挙げられるデメリットが、騒音の問題です。家のすぐ近くを車が通るため、防音対策をしていない家だと、エンジン音・走行音・クラクションなどが日常的に聞こえてくる可能性があります。

 

特に交通量の多い幹線道路やトラックなどが頻繁に通る道路に面している場合、騒音レベルはさらに高くなり、窓を閉めていても音が気になることがあります。また、深夜や早朝でも交通量が減らないエリアでは、睡眠の質に影響が出ることも少なくありません。

 

車による騒音だけでなく、歩行者の話し声や近隣店舗からの音が気になる場合もあります。静かな環境を望む場合は、日常的なストレスにつながる可能性が高いでしょう。

 

騒音は慣れで解決できるものではありません。生活の快適さに直結するため、道路沿いの家を検討する際には特に注意すべきポイントです。

 

建物が揺れる

家の近くを大型トラックやバスが頻繁に通ると、走行時の振動が地面と伝わり、建物が揺れる場合もあります。

 

このような振動は低周波振動といい、人間の健康に大きな影響を与えるとされています。たとえば頭痛やめまい、吐き気、睡眠障害などを引き起こすことも。感じ方には個人差があるものの、敏感な方は辛い思いをすることになってしまいます。

 

特に築年数が古い家や、地盤が柔らかいエリアでは揺れを感じやすいです。こうした振動は日常的なストレスにつながるだけでなく、長期的には建物の劣化を早める可能性も指摘されています。

 

家の中が見られる

歩行者や車から、自宅の中が見えやすいというデメリットもあります。歩道から近い家や、1階部分にリビング・ダイニングが配置されている間取りでは、生活している様子が丸見え
になってしまうことも。

 

人通りが多いエリアでは、外からの視線が気になってしまい、落ち着かないと感じる方も少なくありません。視線を避けるためにカーテンを閉めっぱなしの状態が続くと、部屋が暗くなり、開放感が損なわれてしまいます。

 

安全面の問題

道路のすぐそばにある家は、子どもやペットが道路に飛び出してしまい、交通事故に遭うリスクも高まります。

 

子どもやペットは予想外の動きをすることが多く、大人がどれだけ注意していても完全に防ぎきれないのが現実です。特に大通りではスピードを出して走行する車も多いので、非常に危険です。

 

そのため、小さな子どもやペットがいる家庭は、道路沿いの家は避けたほうが安心です。どうしても住む必要がある場合は、飛び出し防止のフェンスを取り付けるなど、事故を防ぐために細心の注意を払いましょう。

 

排気ガス問題

車の排気ガスによる影響も懸念されます。交通量が多い道路に面している家では、車の排気ガスが家の周囲に滞留しやすいです。そのため、窓を開けた際に、室内に排気ガスが入り込むことがあります。

 

排気ガスには一酸化炭素など有害な物質も含まれています。また、ディーゼル車の排気ガスには微細な粉塵やすすなどが多く含まれます。これにより、ぜんそく患者の方は症状が悪化することも懸念されます。

 

また、排気ガスの影響で、洗濯物が汚れやすい、窓や外壁が黒ずみやすいといった問題も起こり得ます。

 

駐車場の問題

駐車場の使い勝手の悪さも、道路沿いならではのデメリットの一つです。駐車場の出入口を車や歩行者が頻繁に通るため、車の出し入れがしづらく、タイミングによっては待ち時間が発生することもあります。

 

車の往来が多いと、バックで駐車する際に後続車が迫ってくるなど、焦りや危険を感じる場面が増えます。特に一車線の道路では、駐車中に後続車を待たせてしまうことになり、プレッシャーから事故につながる可能性も否定できません。

 

さらに、道路が渋滞していたり、工事中だったりすると、駐車場への出入りがより困難になります。駐車中の車が排気ガスや砂ぼこりを受けやすく、汚れやすいという難点も。加えて、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、車の乗り降りの際に道路へはみ出してしまう危険もあります。

 

洗濯物を干しにくい

洗濯物を外干しする習慣がある方にとっては、道路沿いの家はストレスにつながる可能性があります。

 

一番の理由は、干している洗濯物が人目につきやすいからです。道路に近い位置に干すと、歩行者や車から洗濯物が見えてしまい、気になるという声も少なくありません。

 

また、道路沿いは排気ガスや砂埃が舞いやすく、せっかく綺麗になった洗濯物が再び汚れてしまうこともあります。

 

こうした理由から、道路沿いの家では外干しを避け、室内干しや乾燥機を利用する家庭が多いです。ランドリールームや浴室乾燥機が備わっていない家では、洗濯物を乾かすスペースがなく、日常的に不便に感じることもあります。

 

風水的な問題

風水を気にする方にとっても、道路沿いの家はデメリットを感じやすいです。たとえば幹線道路や高速道路などに面している土地は、気の流れが良くない土地とされ、落ち着きにくい環境と考えられています。

 

また、3方向以上の道路に囲まれている土地も、風水的には避けたほうが良いといわれています。もちろん、風水を信じるかどうかによって感じ方が変わるため、万人に当てはまるわけではありません。ただ、気になる方は、よく調べた上で、納得できる環境を選ぶことが大切です。

 

道路沿いに家があるメリット

道路沿いに家があるメリット
道路沿いの家は、デメリットだけではありません。住みやすさに直結する以下のようなメリットもあります。

 

  • 日当たりが良い
  • 商業施設が近い
  • 防犯性が高い
  • 交通の便が良い
  • 公共交通機関が利用しやすい

 

日当たりが良い

道路沿いの家は、日当たりが良い物件が多いです。道路に面している家は前面が開けている分、長時間にわたって日光が入りやすい傾向があります。

 

日当たりの良さは、室内の明るさや暖かさに直結します。さらに冬場の暖房効率が上がる、洗濯物が乾きやすいなど、さまざまな面で快適さを感じることができます。日当たりを重視する方にとって、道路沿いの立地は大きなメリットになるでしょう。

 

商業施設が近い

道路沿いの家であっても、商業施設にアクセスしやすい立地であれば、日々のお買い物や外食がぐっと便利になります。

 

大きな通りには、スーパーマーケットやドラッグストア、気軽に立ち寄れるレストランなどが立ち並んでいることが多いです。エリアによっては、衣料品店や映画館などが入った大型の複合商業施設が徒歩圏内にあることも。

 

車を出す必要がなく、思い立ったときに歩いて行ける距離にお店が揃っていると、心強いですよね。忙しい毎日を送っていて「買い物はサッと済ませたい」という方は、道路沿いの家に魅力を感じやすいでしょう。

 

防犯性が高い

人目につきやすい道路沿いの家ですが、防犯面ではプラスに働くことがあります。

 

空き巣や侵入は人通りが少なく、人目につかない場所がターゲットになりやすいです。その点、道路沿いの家は人通りや車の往来が多いため、不審者が近づきにくい場所といえます。

 

特に大通り沿いは街灯が多く、夜でも明るいです。暗がりができにくいため、防犯性が高まります。

 

交通の便が良い

主要道路にすぐ出られるため、通勤や買い物、レジャーなど、どこへ行くにもアクセスがスムーズです。

 

また、バス路線が通っているエリアであれば、駅までバスで移動できるなど、車を使わずに移動できる選択肢も広がります。公共交通機関を利用しやすい環境は、車を持たない家庭や、家族で移動手段が分かれる場合にも便利です。

 

外出の機会が多い家庭にとって、道路沿いの立地は日々の快適さを高めてくれるでしょう。

 

公共施設が利用しやすい

道路沿いには、役所・学校・病院など公共施設が近くにある場合も。

 

特に小さい子どもがいる家庭の場合、学校が近いほど通学時間が短縮されるため安心感にもつながります。また、自分や家族が急に体調を崩した際も、家の近くに病院があるとすぐに受診できるため心強いものです。

 

道路沿いの家に住むなら!知っておきたい対策

道路沿いの家に住むなら!知っておきたい対策
「メリットとデメリットを比べたけど、やっぱり道路沿いの家が良い」「もう既に道路沿いの家に住んでいる…」そんな場合は、入居後にできる工夫を知りたいですよね。

 

もし道路沿いの家に住むなら、以下の対策をすることでデメリットを軽減できる可能性があります。

 

  • 家の防音性を高める
  • 全館空調を導入する
  • 乾燥機を導入する
  • 塀や生垣を作る

 

家の防音性を高める

「車の走行音や歩行者の話し声が気になる」という方は、家の防音性を高めることで、快適性を改善できる可能性があります。

 

既に建っている家でもできる対策はあり、二重サッシの導入は代表的な方法です。既存の窓の室内側にもう一つの窓を取り付ける内窓であれば、DIYで設置できるタイプもあります。より防音効果を高めたい場合は、専門業者に依頼しましょう。費用がかかりますが短時間で施工できます。国が推進する補助金制度「先進的窓リノベ2026事業」も利用できる可能性があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

一方、これから家を建てる場合は、設計段階から防音性を高める工夫ができます。防音に強いハウスメーカーを選ぶことで、道路側を壁にしたり、壁内部に防音材を入れたり、構造そのものから騒音を軽減することが可能です。

 

全館空調を導入する

騒音や通行人の目線が気になると、どうしても窓を開けづらくなります。そのため換気が不十分になり、健康面に影響したり、湿気によって家が傷みやすくなったりすることもあります。

 

そこで役立つのが、窓を開けなくても換気と空調管理ができる全館空調です。ただ、初期費用が100〜300万円と高額なので、できれば最初から全館空調が備わっている物件を選ぶのがベストです。

 

乾燥機を導入する

人目や排気ガスの汚れが気になり、洗濯物を外に干せないこともあるでしょう。その場合は室内干しが中心になりますが、湿気がこもりやすく生乾きのにおいが気になるという悩みが出てくることも。しっかりと乾かしたい方は、洗濯乾燥機を導入することをおすすめします。

 

塀や生垣を作る

居住空間を目隠しするために、塀や生垣を作ることも有効です。家の手前で外からの視線をシャットアウトできるため、カーテンを開けて日光を取り入れやすくなります。

 

まとめ

道路沿いの家には、騒音や振動など気になる点がありますが、デメリットばかりではありません。道路沿いだからこそ得られる利便性や防犯性など、魅力的なメリットもあります。メリットがデメリットを上回るのであれば、選択肢に入れる価値は十分にあるでしょう。

 

実際に物件を検討する際は、必ず現地に足を運び、自分の感覚で「ここで快適に暮らせるか」を確かめることが大切です。音や振動の感じ方は人によって大きく異なるため、体感して判断するのが一番確実です。

 

また、防音性を高める方法など、あらかじめ対策を知っておくことで、気になる点が出てきたときも落ち着いて対応できます。

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