HOME » よくあるお問合せ » 賃貸・アパートなのに車庫証明は必要?大家さんへの対応方法を紹介

賃貸・アパートなのに車庫証明は必要?大家さんへの対応方法を紹介

賃貸・アパートなのに車庫証明は必要?大家さんへの対応方法を紹介

 

「賃貸やアパートに住んでいる場合でも車庫証明は必要なの?」引越しや車の購入をきっかけに、このような疑問を持つ方は少なくありません。

 

結論から言えば、賃貸・アパートであっても車庫証明は必須です。そして、そのためには大家さんや管理会社の協力が欠かせません。

 

本記事では、賃貸物件にお住まいの方が車庫証明を取得する際の手続きについて詳しく解説します。大家さんや管理会社とのやり取り次第で、手続きのスムーズさが大きく変わることもあります。

 

初めて申請する方にとって役立つ内容をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

そもそも車庫証明とは?

車庫証明とは
車庫証明は、所有している自動車が、どこに保管されているか証明してくれる公的な書類です。

 

日本では自動車の保管場所の確保等に関する法律、通称「車庫法」が定められています。その法律の中で、「自動車の保有者は、道路上の場所以外の場所において、当該自動車の保管場所を確保しなければならない」という条文があるのです。

 

車庫証明はこの法律に基づいた書類なので、車庫証明がない状態では法律違反になります。車を購入する場合は、そもそも車の登録ができず運転できません。引越しなどで保管場所の変更の届け出をおこなわなかった場合は、罰金が科せられるので注意しましょう。

 

賃貸物件でも車庫証明は必要

賃貸物件でも車庫証明は必要
賃貸マンションやアパートの敷地内には、入居者専用の駐車場がついていることもありますよね。でも、たとえ敷地内の駐車場を使う場合でも、車を持っているなら車庫証明が必要になります。

 

さらに賃貸物件ならではの注意点もあります。それは、申請に必要な書類の一部を大家さんに記入してもらわなければならないこと。自分だけで書類を揃えることはできないので、大家さんの予定も考えながら、手続きを進める必要があります。

 

車庫証明を発行してもらうために必要な書類

車庫証明を発行してもらうために必要な書類
車庫証明の申請に必要な書類は、主に以下の3つです。

  • 自動車保管場所証明申請書
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所の使用権原を疎明する書類
  • 使用の本拠の位置が確認できるもの(運転免許証など)

 

特に注意したいのは、3.保管場所の使用権原を疎明する書類です。保管場所が、自分の所有地か、貸駐車場かによって、必要な書類が異なります。

 

賃貸物件の場合は「保管場所使用承諾証明書」が必要です。この書類には駐車場の所有者または管理委託者の署名欄があり、大家さんか管理会社に記入をお願いしなければなりません。

 

また自治体によっては、駐車場賃貸借契約のコピーを提出するよう求められることもあります。詳しくは、お住まいの地域の警察署ホームページなどで確認しておくと安心です。

 

大家さんの承諾書は駐車場の契約書で代用可能な場合も

大家さんの記入が必要な「保管場所使用承諾証明書」ですが、場合によっては駐車場の賃貸借契約を代用することもできます。

 

ただし代用するためには、いくつかの条件を満たさなければなりません。契約書に次の内容がきちんと記載されていることがポイントです。

  • 契約者の記名・捺印
  • 駐車場所有者の記名・捺印
  • 契約車庫の住所(区画番号まで明記)
  • 契約日
  • 契約期間

 

この他にも細かな条件があり、書類に不備があると代用できないケースもあります。賃貸借契約書での代用を考えている場合は、事前に警察署に電話して、確認しておきましょう。

 

もちろん、もっとも一般的で確実な方法は「保管場所使用承諾証明書」を提出すること。ですが、どうしても承諾証明書を準備できない事情があるときは、このような代替手段があることも覚えておくと役立ちます。

 

車庫証明の申請方法!手続きの流れ

手続きの流れ
申請手続きの流れは、以下のとおりです。

  • 申請書類一式を入手する
  • 書類を提出する
  • 警察署に受け取りに行く

 

申請書類一式を入手する

車庫のある地域を管轄する警察署に行くと、車庫証明の申請書類をもらえます。直接行かなくても、ホームページからファイルをダウンロードし、自宅で印刷できる場合も多いので、ぜひチェックしてみてください。

 

入手したら、記載例を参考にして、必要事項を記入します。

 

書類を提出する

必要な書類がすべて揃ったら、警察署へ提出しましょう。申請書類のほかに認印を持参しておくと、万が一不備があった場合でもその場で書き直せるので安心です。

 

また申請手数料がかかります。手数料は地域により異なりますが、だいたい2,000~3,000円程度。申請時に領収証紙や収入印紙で支払うケースもあるため、現金を準備しておきましょう。

 

なお、警察署の窓口は土日祝日や年末年始は休みで、平日も受付時間が限られています。事前に受付時間を確認して、予定を調整してから行くようにしましょう。

 

警察署に受け取りに行く

車庫証明の申請から交付までの期間は、3〜7日間程度かかるのが一般的です。

 

交付を受ける際は、申請受付時に渡された控えの用紙や、領収書などが必要になります。なくさないように、大切に保管しておきましょう。

 

車庫証明書!再度申請が必要な場合

再度申請が必要な場合
同じマンション内に引っ越して、車庫が変わらない場合はどうでしょうか?答えは車庫証明の再取得が必要です。

 

なぜなら、たとえ車庫は同じでも、家の住所が変わっているからです。法律上、車の所有者の自宅の住所が変わったら、住所変更手続きをおこなうことが義務付けられています。

 

近隣に引っ越した後も、忘れずに手続きを進めましょう。

 

車庫証明を申請するときの注意点

車庫証明を申請するときの注意点
車庫証明を申請する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 大家さんには早めにお願いする
  • 車庫証明の申請には手数料がかかる
  • 代行依頼する場合の注意点

 

大家さんには早めにお願いする

繰り返しになりますが、車庫証明の申請に必要な書類のひとつ「保管場所使用承諾証明書」には、大家さんの記入が欠かせません。そのため、お願いするときはできるだけ早めに動くことが大切です。

 

余裕を持って書類を渡しておけば、大家さんの負担も軽くなります。引越しや車の購入が決まったら、早い段階で相談しておきましょう。

 

その際には車庫証明の手続きについて分かりやすく説明し、記入していただいたら感謝の気持ちをきちんと伝えるなど、丁寧な対応を心がけることがスムーズな手続きにつながります。

 

車庫証明の申請には手数料がかかる

手続きには手数料がかかり、その金額は地域によって異なります。申請当日に慌てないためにも、いくらかかるのか事前に確認しておきましょう。

 

代行依頼する場合の注意点

賃貸物件によっては、大家さんや管理会社が申請に必要な書類を既に持っている場合もあります。ただし大家さんが記入できるのは、あくまで「保管場所使用承諾証明書」のみです。

 

また、管理会社や車のディーラーに車庫証明代行を依頼することもできます。ただし手数料は1万円~3万円かかることもあり、自分で申請するより高くつく点に注意が必要です。

 

まとめ

車庫証明は、所有している車の保管場所を証明する公的な書類です。法律で義務づけられているため、車を購入したり引っ越したりしたら、必ず申請して交付を受けなければなりません。

 

賃貸物件に住んでいる場合は、大家さんに記入してもらう書類もあります。駐車場の賃貸借契約で代用できる方法や、管理会社などに手続きを代行依頼する方法もあります。事前に情報をしっかりと調べた上で、コストと手間を天秤にかけて自分に合った方法を選びましょう。

カテゴリー: 不動産の豆知識, 不動産情報 パーマリンク
≪前のページに戻る