今回の熊本の震災は断層の横滑りが原因という事で、各地で地面のズレが報告されています。
国土地理院が地球観測衛星「だいち2号」のデータを元に解析したところ、北東から南西方向におよそ40㌔に渡って、地面が左右に食い違うように、最大で2メートル以上、北側は東へ南側は西へずれ動いていたそうです。
そして、よく目にするのが住宅と住宅の間にあるブロック塀が倒壊しているところも多くございました。
皆様が住まれているお家や、道路との境界、お隣との堺やブロック塀などに、色々な杭や標を見られたことがあるかと思います。
この境界杭・境界標は、土地と土地を分ける目印として、とても大事なものです。
今後、ブロック塀を解体して、新しく作り直されたりする場合は、下記のような境界標が付いていないかをしっかりとご確認ください。
一度はずれてしまった境界標や、動かしてしまった場合は、同じ場所に復元を行うために土地家屋調査士の先生へお願いをしたり、隣地の方や、公的機関の方との立ち合いが必要となる場合もございますので、時間や費用が掛かってきます。
【境界表の種類】
・コンクリート杭
・金属杭
・金属標打ち込み型
・金属標埋め込み型
・プラスチック杭
・木杭
・金属標
などがございます。
今後、お家の解体をお考えの方や、ブロックの積直しなどをお考えの方は、境界標をご確認下さい。
その他、当社では土地・建物・マンションについてのお困りごとや、住まいのご相談をお受けしております。お電話でもお気軽にご相談下さい。