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ホームインスペクションのタイミングとは

ホームインスペクションは、ホームは家、そしてインスペクションは鑑定を意味する言葉で、そのままの意味に直訳すると「家の鑑定士」ということになります。
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ホームインスペクションはこれまでの家を見てきた経験値と情報を元に家を鑑定し、現在の家の問題とこれから起こるであろう問題を明らかにします。
もちろん”建築士”の資格を持った方にしっかりみていただきます。

 

その上で、事前に住人が対処できるように、対処法と修理するときには修理専門業者を手配してくれるのです。

 

そのホームインスペクションを利用する上でのタイミングは、その性質上、引っ越しの1ヶ月以上前がよいです。

 

1ヶ月前以上前に鑑定に出しておけば、鑑定にかかる時間と修理をする時間を確保できるため、引っ越した後に安全に住むことが出来ます。
既に販売されているお家などでも、リフォームのお見積り等と一緒に診断してもらうことも可能です。
買主様にとっては、リフォームと一緒に耐震補強工事を行うことによってリフォーム費用のロスも軽減できますので、経済的ですね。
 
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さらに、ホームインスペクションを利用するときには住宅を売る前もよいです。
これも1ヶ月前以上に鑑定に出せば、これから売ろうとしている家の欠陥が分かるため、事前に修理しておけば、住宅を売る値段が極端に落ちるということを防ぐことが出来ます。
また、新たに購入をされる方に対しての安心の提供にもなります。
内容としましては、
○建物の傾き
○耐力の程度(筋交いが足りているか等)
○シロアリの被害の有無
○屋根からの雨漏りの状態
○基礎のひび割れ箇所
大幅に、上記の点等を確認し、建物の状態や耐震強度の判定等を行います。
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売主・買主どちらがホームインスペクションを行うかという決まりはありませんが、
中古戸建として販売をおこなう場合であれば、販売価格も考えて売主様で行うことをお勧めいたします。
現状のままで売却活動を行うのであれば、土地としての販売と購入者様に見られる場合もありますので、
販売物件種別として、戸建てで売却か土地で売却かを考えて、ホームインスペクションの必要性を検討するのもよいかと思います。
 
ただ、ホームインスペクションはヨーロッパでは定着していますが、日本ではあまり知られていないです。
そのため安全性の面から、ホームインスペクションの普及が望まれているのです。
中古住宅の需要が増えている昨今、購入するにしても売却するにしても、安心できる状態が何よりかと思います。

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